2010年08月26日

平均的中率について再度考える2

8月11日のブログにも書きました通りこれまでは単純に「平均的中率×3以上、期待値200%以上」の買い目を推奨してきましたが儲けを追い求めた場合、細かい設定が必要になります。
例えば10頭立てのレースの平均的中率は、100÷10頭=10%です。
平均的中率×3以上の買い目は、10%×3=30%の買い目です。
この買い目の損益分岐点オッズは、100÷30%=3.33倍です。
あなたはこの買い目の実際のオッズが6.5倍だった時、この買い目を買えば期待値は6.5倍÷3.3倍×100=196%になります。
これが期待値の考え方です。

しかしこれは的中率30%が正しかった場合の話でこの的中率に平均的中率×1の誤差があった場合、実際の的中率は30%-10%=20%です。
よって実際の損益分岐点オッズは、100÷20%=5.0倍です。
あなたは6.5倍で馬券を買ってしますから6.5倍÷5.0倍×100=130%で「的中率に平均的中率×1の誤差があった時」実際の期待値130%で100%を超えていますので儲けることが可能になります。逆に的中率に平均的中率×1以上の誤差があった時はマイナスに転落する危険性もあることになります。

「的中率に平均的中率×1の誤差」を想定した時に期待値約200%以上の買い目を買わなければ期待値130%を満たす訳ではありません。
的中率が平均的中率×5の場合で計算して見ると期待値160%の買い目を買えば期待値130%を満たすことが出来ます。
的中率60% 損益分岐点1.6倍 実際の的中率50% 実際の損益分岐点2倍 期待値160%のオッズ2.6倍 実際の期待値130%


「的中率に平均的中率×1の誤差」を想定して「期待値120%」を買う時は以下の表になります。
「平均的中率×2」では期待値240%の買い目を買って実際は期待値120%
「平均的中率×60」では期待値121%の買い目でも実際の期待値120%となります。


的中率 購入期待値
平均的中率×80 121%
平均的中率×70 121%
平均的中率×60 121%
平均的中率×50 122%
平均的中率×40 123%
平均的中率×30 124%
平均的中率×20 126%
平均的中率×15 128%
平均的中率×10 133%
平均的中率×9 135%
平均的中率×8 137%
平均的中率×7 140%
平均的中率×6 143%
平均的中率×5 150%
平均的中率×4 160%
平均的中率×3.7 164%
平均的中率×3.2 174%
平均的中率×2.8 186%
平均的中率×2.4 205%
平均的中率×2.2 220%
平均的中率×2 240%
平均的中率×1 なし


RATEBUSTER!ONLINEの推奨買い目も上記のような的中率に合わせて損益分起点オッズを変える「段階方の推奨買い目」に変更したいと思います。
GOLDの自動運転では、細かく平均的中率条件を範囲指定すれば上記の設定は出来ますがもっと簡単に指定する機能も既にあります。
勘のいい方はもうおわかりと思いますが(既に使われているかも知れません)来週説明したいと思います。  

Posted by ratebuster at 12:26

2010年08月19日

馬券シュミレーション時の画面を送ってもらえないでしょうか?

Q208.自動投票で、現時点のオッズで一括投票は出来ないでしょうか?
通常投票で、自動運転の条件で馬券を抽出して購入するのが面倒で間違いを起こす可能性もあるため、自動運転で設定した条件で、一括投票したいのです。投票時のエラーのリスクも回避したいと思っています。


A208.1日分のレースを一括で投票する方法を以下に書きます。
。影分のレースをレース一覧で表示する

△修了点のオッズを「全速報オッズ取得」取得する
予想オッズを取得して買い目を抽出することもできます

「買い目解析」タブを押す

で磴ぬ榁蟒仂魴錣鮴瀋蠅靴董崘磴ぬ榁蟒弌廚魏,

ァ崗魴鐐択」を押す

Χ盂曚髻崋動配分」などで入れる

А崚衂次廚魏,后H売前は、「買い目保存」を押す。
投票時は、「買い目読込」を押して呼び出す


Q209.自動投票をする場合に、消し馬にチェックした馬については
投票されないという認識でいいのでしょうか?


A209.自動投票とは自動運転のことでしょうか?
消し馬のチェックと自動運転は連動していません。
以下の操作で同じような操作になります。

.罅璽驚唯遒忘2鵐襦璽訝諭的中率をダウンロードする

⊇佛鷲讐萍未魍き、ユーザ値nに切り替え消したい馬の単勝率をゼロして保存する(単勝率計はトータルが100%になるように調整する)

自動運転で的中率区分を「ユーザ値n」にする



Q210.お世話になります。儲けのデータを書籍購入してP67の回収率の高かった 
フォーメーション ×2(期待値100) ×2 ×2 ⇒147,4%
ボックス ×1(期待値100)           ⇒209.2%

上記の馬券シュミレーション時の画面を送ってもらえないでしょうか?
自分でやると回収率が合わないので・・。
お手数ですが宜しくお願いいたします。




A210.以下にこちらで行ったシュミレーション画面を貼ります。

同じ条件でのシミュレーションを行い、RATEBUSTER配信データがすべて読み込まれているにも係わらず
数値が一致しない原因は以下のことが考えられます。

〆2鹹感誼佑鯣娠任靴臣佑読み込まれていない
書籍のシミュレーションは、今回調教値を反映した値で行っています。例えば公式値に「今回調教値を反映した値」を読み込むには
調教データ会員になることとダウンロード画面に以下のようなチェックを入れる必要があります。

調教値の保存.JPG












⊇実率が不足している
例えば2009年1月のレースの充足率は、出馬表を表示した時の馬柱の数より計算されています。
よってJRA-VANデータを最低でも2年間程度(2007年〜2008年)は読み込んでいないと充足率が不足となりシミュレーション対象から外れてしまいます。又、充足率が一度計算されると処理高速化の為、自動的に再計算されませんのでJRA-VANデータを追加して読み込んだ場合は、必ず充足率の再計算を行って下さい。

充足の再計算.JPG






フォーメーション.JPG







ボックス.JPG  
Posted by ratebuster at 10:28

2010年08月11日

平均的中率について再度考える

先日、「なぜ、平均的中率×3以上、期待値200%以上(または期待値300%以上)の買い目がお勧めなのか?」、「平均的中率の考え方がわからない」と言ったメールでのご質問がありましたので、ここで再度説明しておきたいと思います。

当たり前のことですが、これから出走する競走馬の1着になる確率を正確に予測することは絶対に出来ません。
私が設定している予想ルール値、的中率は私が勝手に決めた数値で正しい数値ではありません。
ではここで正しくない数値を使って儲ける方法を考えてみたいと思います。正しくない数値を使って確実に儲けるにはどのくらい正しくないのかを知る必要があります。例えば6頭たてのレースにおける単勝の的中率(1/6)と18頭立てのレースにおける3連単の的中率(1/4896)では確実に前者の的中率の誤差の方が大きなパーセントになると思われます。私は的中率の誤差は買い目組み合わせ数に比例して存在すると考えています。そして無作為に選んだ1つ買い目が的中する確率を、平均的中率と呼んでいます。平均的中率=100÷買い目組み合わせ数
経験値ですが私の設定している的中率には約平均的中率×1の誤差が存在しています。

18頭立てのレースで単勝馬券を買うこと例にして考えてみます。18頭立てレースの単勝馬券の平均的中率は100÷18=5.55%です。
私の推奨は、平均的中率×3以上の馬の単勝ですから、5.55%×3=16.65%以上の単勝的中率の馬を買えと言うことです。
仮に単勝17%のAと言う馬が存在した場合、この馬の損益分岐点オッズは、100÷17%=5.88倍です。実際のオッズが期待値200%以上は損益分岐点オッズの2倍以上のオッズだった時を示しますから、5.88×2=11.76倍以上単勝オッズだった時が買いのゾーンと言うことになります。何故が期待値200%以上の時で期待値100%以上の時ではないのか?と疑問を持たれる方がいらっしゃると思います。仮に馬Aの単勝オッズが12倍だった時を例にして説明したいと思います。

馬Aの単勝率は17%です。ここで平均的中率×1の誤差が存在していたとします。17%-5.5%=11.5%
馬Aの正確な的中率は11.5%だったとします。すると馬Aの損益分岐点オッズは、100÷11.5=8.6倍で単勝オッズ12倍で買っていますから
12÷8.6×100=期待値139.5%で誤差を入れても買いのゾーンで買っていることになります。当初の期待値100%のゾーンである5.88倍で買っていたとすると
5.88÷8.6×100=期待値68.3%の馬券を買っていたことになり、平均的中率×1の誤差が存在している時に買い続けた場合確実にマイナスになるといえます。

次に単勝率が、平均的中率×2である5.55%×2=11.1%の馬Bを購入していた場合について考えてみます。
馬Bの期待値200%時の損益分岐点オッズは、100÷11.1×2=18.0倍です。単勝18.0倍の時に購入したと考えましょう。
馬Bにも的中率の誤差が平均的中×1=5.55%あったとすると、実際の的中率は11.1-5.55=5.55%で損益分岐点は、100÷5.55=18.0倍で
単勝オッズ18倍で買っていますから期待値200%のはずで買った馬券は、18÷18×100=期待値100%(まったく儲からない)で買っていたことになります。

このように誤差が平均的中率×1程度であるならば、「平均的中率×2、期待値200%」で買った時が期待値100%(元取り)のポイントになり「平均的中率×3以上、期待値200%以上」か「平均的中率×2以上、期待値300%以上」が儲かるポイントになります。

ではここで問題です。的中率の誤差が「平均的中率×1」であった時、「平均的中率×20」の的中率の買い目が儲かるポイントは期待値何%の時でしょうか?
※平均的中率×20:18頭立ての3連単の場合、(100÷(18×17×16))×20=0.4%の買い目。単勝では5.55%×20=111%で実際には存在しません。

儲かるポイントは、的中率誤差、的中率、期待値の3つによって変ります。
よって期待値200%以上、300%以上の買い目しか買ってはいけない訳ではありません。期待値200%未満の買い目でも的中率によっては儲かる買い目はたくさん存在します。

平均的中率20%.JPG












※上の例は調教値を含んだ的中率でシミュレーションした結果です。2004年以降の長期において高い回収率を出し続けています  
Posted by ratebuster at 15:23

2010年08月06日

「裏張り」と言う考え方

以前も書きましたが、株や為替のように上がり続けているに「買い」、下がり続けている時に「売る」ことを皆と同じ方向を向いて張ることを「順張り」と読んでいます。競馬で言うと最近調子のいい騎手を買ったり、断然の人気馬を買うような感じです。

「逆張り」の代表例は、江戸で高騰していたみかんを嵐の中で船を出して大儲けした紀伊國屋文左衛門で、皆と逆の方向に張る方法です。株で言うと下がり続けている株を起死回生狙いで買ったり、競馬で言えば断然の人気のディープインパクトが出るレースでハーツクライの馬券を買うような感じです。

RATEBUSTER!はこれまでプラスを出し続けてきた方法ですが、皆がこれを実践するようになった時、この方法は必勝法ではなくなってしまいます。以下は小倉記念の期待値画面ですが、レース結果の3連単「18-11-01」は何と!2点目にあります。レース締め切り直前に日本中の競馬ファンがRATEBUSTER!を使って「18-11-01」に投票したらどうなるでしょうか?1241倍のオッズはみるみる下がり数百倍になってしまうかも知れません。「18-11-01」の的中率は「0.6%」なので オッズが100÷0.6%=166.6倍 まで下回った時点でRATEBUSTER!を使って馬券を買った人だけが負ける日が来てしまうかもしれません。

小倉記念.JPG








こんな事態が起きた時に我々が行なわなければならない方法が「裏張り」と言う考え方です。「裏張り」とは、RATEBUSTER!が推奨している買い方にはそのまま乗るRATEBUSTER!の「順張り」ではなく、もちろん「逆張り」でもなく、推奨している買い方の裏側に立って張るような買い方です。例えば、RATEBUSTER!では同枠で買いたくない馬も自動的に買わされてしまう枠連買いを推奨していません。だからRATEBUSTER!ユーザで枠連を率先して買っている人はいないでしょう。ならばその逆側でなく裏側に立ってRATEBUSTER!を使った枠連買いの必勝法を探せばいいのです。
小倉記念の枠連「6-8」に期待値は170.5%でした。それに比べて馬連、馬単に合成期待値は「140.9%」と「142.1%」で枠連「6-8」の10.4倍がかなりおいしい馬券だったことがわかります。

※合成期待値:合成オッズを元に期待値を算出した数値
※合成オッズ:馬連、馬単で枠連6-8と同じ買い目、払い戻しになるように金額配分して購入した場合の払い戻し額のオッズ。「枠連6-8」=「馬連11-16,11-17,11-18,12-16,12-17,12-18」を買うのと同じことと言う意味

RATEBUSTER!では、単勝は平均的中率×3以上、期待値200%以上を推奨しています。ならばRATEBUSTER!ユーザが誰も買わない平均的中率×3未満を買うことも裏側に立つことになります。「単勝を平均的中率×2以上、平均的中率×3未満」を買うことも「裏張り」と言えるでしょう。

単勝.JPG  
Posted by ratebuster at 10:30