前回までの計算で中央出走した母馬が中央未出走の母馬より2歳時に賞金を獲得する産駒を出す確率が高いことがわかりました。
では、母馬獲得賞金よって産駒の活躍は変わるのでしょうか?
作業8.2005年に生まれた競走馬の母馬の現役時のJRA獲得賞金別の2歳時に賞金を獲得する確率
母馬のJRA平場獲得賞金 産駒数 2歳時に賞金を獲得した頭数 確率
0円 834頭 106頭 12.7%
1円以上 100万円未満 186頭 22頭 11.8%
100万円以上 500万円未満 468頭 88頭 18.8%
500万円以上 1000万円未満 553頭 105頭 18.9%
1000万円以上 5000万円未満 1177頭 230頭 19.5%
5000万円以上 558頭 135頭 24.1%
平場獲得賞金100万円以上の母馬の数値がいいようです。
しかし5000万円未満獲得馬とは、大きな賞金頭数率に差はありませんでした。
5000万円以上の高額獲得馬は、母輸入馬(無作為に選んで22.3%)より賞金頭数率がやや上回りますがこれも大きな差は出ませんでした。
重賞勝ちがある名牝より産馬数が少なくまだ人気の無い母輸入馬が面白そうです。
私の2007年度のPOG失敗の1つに選んだ馬がなかなかデビューしないと言う敗因がありました。
デビューの早さは誕生日の影響するのか?が気になりました。
つまり早く生まれた方が成長が早く、早くデビュー出来るのではないか?と言うことです。
作業9.2005年に生まれた競走馬の誕生月別に2歳時に賞金を獲得する確率を求める
生まれ月 産駒数 2歳時に賞金を獲得した頭数 確率
1月生まれ 219頭 61頭 27.8%
2月生まれ 970頭 211頭 21.7%
3月生まれ 2218頭 396頭 17.8%
4月生まれ 2626頭 437頭 16.6%
5月生まれ 1562頭 222頭 14.2%
6月生まれ 138頭 14頭 10.1%
7月生まれ 0頭 0頭 0%
8月生まれ 5頭 0頭 0%
何と!ここまでの開きがあるとは思いませんでした。
「1月生まれ」は「5月生まれ」の2倍も2歳時から活躍する可能性があります。
出来れば3月生まれまでの馬を選びたいですね。
パート1の掲載で計算ミスが発見されました。
訂正しましたので再度ご確認お願いします。。
※2歳時に賞金を獲得しているかの判定計算式で「着順<=5」となっており「着順=0」(競走除外、競走中止)の馬も対象になって集計されていました。
大変申し訳ありませんでした。
つづく
○5/18のビクトリアマイルは東京競馬場で観戦しました。
ヤマニンメルベイユを入れた3連勝負でしたので惜しくもNG
せっかくスローで恵まれたのに残念でした。
新潟最終レースは痛恨の投票締め切り。
3連単16>6>5 85070円はRBユーザなら絶対に獲れた馬券ですね。
先週もオッズマスターの順位が低下してましたのでこの配当を見て自分のミスにも係わらず頭に血が上ってしまいました。
東京最終はIPAT投票で3連単購入に加えて3連複も現金で買い増し。。。
「馬券投資家」なら絶対にやってはいけない行為を私はやってしまいました。
こんな時は必ず外れてガックリうな垂れながら帰るのが常なのですが珍しく的中!
来週は冷静に戻って投資に励みたいと思います。