2008年05月28日

ついに馬を買おうと思います4(POG)

日本ダービーの1着賞金は1億5000万円+付加賞4011万円と世界中の競馬の中でもかなり高額の方だと思います。
果たして日本の馬主はどれくらい儲かるのだろうか?と言う疑問が沸いてきました。



作業10.競走馬の獲得賞金-(競走馬を購入した金額+維持費)で競走馬購入時の期待値を求める


競走馬の獲得賞金:本賞金+付加金から進上金(20%)を引いた額を使います

競走馬を購入した金額:市場の取引額データの存在する競走馬を対象に集計します。
維持費は牧場時は30万円/月、入厩後60万円/月で計算します。
入厩後の放牧も入厩後金額で計算します。
レース出走に必要な経費、JRAより支給されるお見舞い金などの計算は行いません。

入厩日は競走馬登録日、厩舎から出る日(引退日)は競走馬抹消日を使って計算します。
地方転厩後の獲得賞金、引退後の維持費は計算しません。




2008年時点で3歳馬の検証

5/28時点で市場価格がわかっている馬の中で一番賞金を稼いでいるのは桜花賞、オークス2着のエフティマイヤです。

本賞金が133,200,000円で付加金が19,015,000ですから進上金20%を差し引くと121,770,000円が馬主に支払われたとして計算します。
2歳時に840万円で取引されていますから、かなりの馬主孝行の馬ですね。
購入された日付は残念ながらわかりませんので2歳の1月と過程して計算します。

競走馬登録が5/17ですから5月に入厩舎と仮定すると
約4ケ月間牧場に預けたことになり 30万円×4ケ月=120万円の維持費が発生したとして計算します。
2007/5〜2008/5までで12ケ月間入厩していたとすると 60万円×12ケ月=720万円の維持費が発生したことになり
維持費の計は840万円になります。


エフティマイヤに関しては 購入金額840万円+維持費720万円=1,560万円で
進上金を差し引いた賞金が12,177万円ですから競走馬購入期待値は、12,177万円÷1,560万円×100=780%になります。

市場価格がわかっている馬すべてに関して行って見ると以下の通りで


購入金額計:1597,798万円
維持費計: 940,830万円
賞金計: 361,697万円

2008年5月までの競走馬購入期待値は、14.2%

競走馬登録されていない馬は3歳時まで牧場にいると計算しています。
既に乗馬用や繁殖用、地方で走っている馬もいると思いますので実際はもう少しましな数字になると思いますが
2歳春では競走馬購入期待値20%未満だと思われます。





では引退まで走らせた場合の期待値はどうなるでしょうか?
テイエムオペラーも輩出した1996年のデータでも検証してみたいと思います。
テイエムオペラーは取引価格1050万円で賞金20億円以上も稼ぎましたからかなり期待出来る結果になりそうです。



購入金額計:387,493万円
維持費計: 702,450万円
賞金計: 586,872万円

競走馬購入期待値は、53.8%



この中には引退後種馬となって成功したり、繁殖牝馬となって活躍馬を送り出した馬もいたと思いますが
馬主は投資金額の半分が返ってくればいい方だと考えた方がよさそうです。


つづく



オークスはトールポピーが降着になれば3連単200円当たりでした。
今週はいよいよダービーですので気を取り直して行きたいと思います。
こちらのブログでも何度か取り上げていますがPOG馬のクリスタルウィングが出走しますので、ほのかな期待を寄せています。
まだ一度もバテたことがない馬ですのでペースが速くなればチャンスがあるかも知れません。

先週は万馬券7本しか当たりません。。。
オッズマスターズの方は厳しくなってきました。

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Posted by ratebuster at 19:12