2012年03月09日

中京競馬場の補正値について

先週はグランドオープンの中京競馬場に行ってきました。フリーパスのこともあって土曜日ながらかなり混み合っていました。中京競馬場と言えば直線の短い平坦小回りコースで非力な逃げ馬が活躍する競馬場というイメージが強かったのですが、改装されてからコースは一変してしまいました。芝コースの直線が412.5mにダートコースの直線が410.7mに伸びで大きな坂が出来ました。これはもう新しい競馬場が出来たと言っても過言ではないくらいの変身ぶりです。レースは騎手も試しながら乗っている感じで長い直線と坂でスタミナを消耗しないように後ろから行くと前が残ったり、逃げが有利かと前に行くと坂でバッタリ止まったりとまだ傾向がはっきりしない状態です。RATEBUSTER!は過去のレース傾向を元に枠順補正を行っていますが中京競馬場の新装前の過去データがまったく当てにならないことがわかりましたのでデータが蓄積されるまで中京競馬場の補正値なしとさせて頂きます。RATEBUSTER!2ではコース別に各馬の予想ルール値にコース適正を反映していますがこれも当分のあいだ「なし」とさせて頂きます。よって中京競馬場分のみ予想の精度も下がる見込みです。RATEBUSTER!にとって不確定要素が多いレースはすべてマイナス方向に進みます。他の不確定ですと、「休み明け」「不良馬場」「新人騎手」「初コース」などもこれにあたります。不確定要素が多いレースは見送ったり、超穴馬券だけ小額買うなどの工夫が必要です。

先週の中京でもRATEBUSTER!ユーザの方に会いました。ユーザの方との出会って一番「ドキ!」とする発言が「私はGOLD2ではなくGOLDユーザなんですよ」です。限界まで精度を上げる為に常に新しい理論を組み込んでいるRATEBUSTER!2より旧タイプの方がいいとはガッッカリさせられます。そういえば宣伝はGOLD2ばかりでGOLDはまったく宣伝していませんがGOLDのJRA−VANの利用率ランキグはまったく下がりませんので前から気になっていました。

ソフトの精度を測るには予想1位馬の的中率を見ることでわかります。前にも書きましたがレース前の予想内容が重要なのでソフト公開前の数値より公開後の数値が重要です。過去のレースが当たるソフトは簡単に作れてしまうからです。プロ予想家ならデビュー前の成績ではなくデビューしたあとの成績だけを見なければいけません。

GOLDで予想ルール値1位馬の単勝率を調べるには以下のように行います。検証はGOLD2公開後の2011年データで行ってみました。

レース検索画面で日付に「2011」を入力して、中央開催のみ検索するにチェックを入れます。

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レース一覧で「ルール値解析」タブを押すと予想ルール値1位馬の単勝率がわかります。GOLDの公式値では1位馬24.9%、2位馬15.4%でした。

GOLD3.JPG











ルール値区分を「ユーザ値設定1」に変更するとGOLDの今回調教値を反映した値では1位馬26.5%、2位馬17.0%で今回調教値を反映した値の方が精度が高いことがわかります。※ユーザ値設定1に今回調教値を反映した値を読み込んでいます

GOLD2.JPG








GOLD2でも同様に調べてみると1位馬26.0%、2位馬17.6%で1位、2位馬の合算値では僅かに勝っていますが、1位馬の的中率がGOLDの今回調教値を反映した値に負けていました。これは緊急対策会議を開いて改善方法を検討しなければなりません。GOLDの人気が衰えない理由がようやくわかりました。。。

GOLD4.JPG

Posted by ratebuster at 11:09