あたり前の話ですが、全点買いを行うと的中率は100%になりますが回収率は確実に75%になります。つまり点数が増えれば増えるほど回収率は75%に近づくと考えればいいでしょう。右の馬から総流し、左の馬からも総流しして絶対に当てようとする方、同じレースでA予想家の買い目に丸乗り、BもC予想家にも丸乗りするような買い方は回収率75%に向かって突き進んでいる買い方と言えます。ならばかっこよく3連単を1点買いと言いたいところですが、それでは1R的中するまでに何日不的中が続くかわかりません。馬券によって何点まで買ってもよいかは総買い目組み合わせ数から参考値を導き出すことが出来ます。一番的中率の高い馬券は複勝です。18頭立てのレースで複勝の買い目組み合わせ数は18通りありますが的中も3つありますので複勝1点買いが妥当な購入点数だとすると単勝なら3点まで買っても大丈夫と言えるでしょう。買い目組み合わせ数÷6で複勝1点買いと同じ買い目数を計算することができます。他の馬券も計算すると以下のようになります。
18頭立時の複勝1点買いと同じ買い目数
参考点数 総組み合わせ数
複勝 1点 18通り(3/18)
単勝 3点 18通り
枠連 5点 32通り
ワイド 25点 153通り(3/153)
馬連 25点 153通り
馬単 51点 306通り
3連複 136点 816通り
3連単 682点 4096通り
WIN5 31万4928通り 188万9568通り
複勝1点買いと3連単682点買いは同じくらいの購入点数と言えます。しかし残念ながら何点数までが妥当な確実な購入点数であるかを知る計算式はありません。
私の経験的に言うことなのですが、3連単682点は少し多すぎる点数のように感じます。仮に3連単購入妥当点数を2/3の454点とすると複勝購入妥当点数は0.6点となってしまいます。つまりこのあたりからも複勝は買ってはいけない馬券と言えるのかも知れません。
複勝ファンの為に複勝の代用馬券として3連複を使った買い方を考えてみました。小額で楽しめる上、回収率と的中率も高いのでかなり使える買い方です。私は競馬場でのリアル馬券勝負使いたいと思います。少し改良して的中率をさらに上げればコロガシにも使えそうです。レースでも複勝と同じように軸馬1頭だけを見ていればいいのでわかりやすく興奮できる買い方だと思います。