2013年10月03日

購入レースを絞る方法

データ競馬の場合不確定要素が増えるほど分析精度が下がります。もっとも不確定要素が多いレースは一度も出走したことがない新馬戦です。新馬戦のレースは、充足率1%未満か初出走率1%未満でシミュレーションすることが出来ます。

新馬戦






お勧めの買い方である「3連単クロス」買いでも無残な回収率で到底プラスになるような数字ではありません。新馬戦の予想の精度を上げる為にもっと調教分析に時間を使ったり厩舎取材を強化してさらに精度を上げる方法もありますが、「苦手なレースは買わない」と言う選択の方が簡単です。
例えば1000m戦は1200mとは大きく傾向が違います。シミュレーションしてみると以下の通りでこのレースも見送った方がいい条件のようです。

1000m






不確定要素の割合が大きい条件で言うと「休み明け」があります。冬季休みのある地方競馬場の開幕週では出走馬全頭休み明けなんてレースもあります。全頭休み明けのレースをシミュレーションするには休み明け率1%未満で行います。

休み明け.jpg







中央と南関東には調教値がありますが、他の競馬場ではまったく未知の世界ですべて不確定要素になりますので休み明け馬が多く出走するレースは見送るべきと言えます。特に地方の場合ヤラズがありますのでこの購入ファクターは重要です。では休み明け率何%以上がお勧めかと言うと「0以上10%未満」、「10%以上20%未満」と言うようにミリミリを数字を変えながらシミュレーションすると休み明け率何%以上で買えばいいのかがわかります。

休み明け2






競馬場やWINSに行っていて1日で12Rしか売ってしなかった頃はなかなかレースを見送ることが出来ませんが、ネット競馬の現在では地方競馬も含めると1日100R近いレースがありますので見送りも簡単に出来ます。つまり単純に苦手なレースに投票しないだけ回収率を大きく上げることが出来るのです。又、今夏の函館競馬で見られたボロボロ馬場の芝戦のように苦手なレースの傾向も常に変わりますので、勝ち続けるには一度自動運転に設定した条件にあぐらをかくことなく、レースをしっかりと見て敏感に対応していく必要があります。

Posted by ratebuster at 16:52